【ガス・電気・水道】引っ越しのライフライン手続き。手順とスケジュールを解説

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転勤や引っ越しのとき必要だけど地味に面倒なタスク、ガス・電気・水道の手続き。

それぞれ管轄や手続き方法が違うので、私も毎回調べ直しています。

今回は(備忘録もかねて)、引っ越すときのガス・電気・水道の手続きをまとめてみました。

この記事を読めば、うっかり手続きし忘れて余計な料金を払ったり、引っ越し後に使えず困ることはありませんよ。

引っ越し繁忙期(3月~4月)や年末年始は、直前に連絡しても予約が埋まっていて希望日に間に合わない場合があります。余裕を持った連絡がオススメです。

Rei
  • 元国家公務員
  • 転勤族(妻)歴18年・全国引越し13回(記録更新中)
  • 2児の母でブロガー兼WEBライター

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目次

ガス

手続き期限

退去日(新居入居日)の1週間前~遅くとも3日前までには、使用停止・使用開始手続きを行いましょう。

特にガスは開栓の立ち合いが必須なので重要です。

ガスの使用停止手続き

手続きに必要なもの

  • 契約者氏名(世帯主)
  • 現住所
  • お客様番号(検針票やガスメーターのシールに記載されています)
  • 引っ越し予定日(解約希望日・契約希望日)
  • 新居の住所(決まっていれば)

手続きの方法

連絡先連絡方法
現在使用しているガス会社電話・インターネット

立ち合いの有無

ガスメーターが屋外にある場合:不要

ガスメーターが室内、オートロック式マンション等:必要

※建物によって変わるため、事前に確認しておくと安心です。

停止月の料金

閉栓に立ち会える場合はその場で清算、もしくは口座振替や請求書でも可

ガスの利用開始手続き

手続きに必要なもの

  • 契約者氏名(世帯主)
  • 新居の住所
  • 利用開始希望日(引っ越し予定日)
  • 現在利用しているガスの種類(都市orプロパン)
  • 連絡先

手続きの方法

連絡先連絡方法
新居地域を管轄するガス会社電話・インターネット

立ち合いの有無

必要

電気・水道と違い、ガスは入居者立ち合いの元、業者さんが開栓してから使えるようになります。
早めに連絡して、入居日に確実に開栓できるようにしましょう。

都市ガスとプロパンガスの違いに注意

日常私たちが使っている「ガス」には「都市ガス」「プロパンガス」があり、種類も販売方法も全く別物です。

スクロールできます
種類特徴料金
都市ガス・主に人口の多い都市部で使用
・地下のガス導線を通して各家庭に供給
・普及エリアは日本面積の6%だが、ユーザーは人口の53%
安い
プロパンガス
(LPガス)
・地域の制限なく使用可能
・各家庭へボンベを設置し、業者が直接供給
高い
各製品の比較

それぞれ必要な設備が異なるため、引っ越しに伴い変更する際は注意が必要です。

特に都会から地方に転勤する場合は「都市ガスの供給エリアか」「プロパンバスならどの業者がお得か」などをチェックしておくと安心ですよ。

電気

手続き期限

退去日(新居入居日)の1週間前~遅くとも3日前までには、使用停止・使用開始手続きを行いましょう。

電気の使用停止手続き

手続きに必要なもの

  • 契約者氏名(世帯主)
  • 現住所
  • 使用停止希望日(引っ越し予定日)
  • お客様番号や契約プラン(領収証・検針票に記載)
  • 連絡先

手続きの方法

連絡先連絡方法
現在契約している電力会社電話・インターネット

立ち合いの有無

不要

停止月の料金

新居に請求書、自動引き落とし、口座振替等(立ち会う場合はその場で清算も可能)

電気の使用開始手続き

手続きに必要なもの

特になし(事前手続き不要)

手続きの方法

  1. 新居入居後、「アンペアブレーカー」→「漏電遮断器」→「配線用遮断器」の順番で電源を「入」にする
  2. 電気が使えるか確認
  3. 新居に備え付けてある「電気使用申込書」に必要事項を記入し投函、もしくはインターネットで手続き

特に期限などは決まっていませんが、トラブル防止のためにも入居したらすぐやっておきましょう。

立ち合いの有無

不要

電力会社乗り換えで電気代も節約できる

2016年から始まった電力自由化により、私たちが電力の小売会社を自由に選べるようになりました。

プランや使用電力・地域にもよりますが、乗り換えるだけで年間数万円節約できる場合もあります。

転勤を機に検討してみるのもおすすめです。

手続き自体はネットで完結しますし、会社やタイミングによってはキャッシュバックがあったりしますよ。

水道

手続き期限

退去日(新居入居日)の1週間前~遅くとも3日前までには、使用停止・使用開始手続きを行いましょう。

水道の使用停止手続き

手続きに必要なもの

  • 契約者氏名(世帯主)
  • 現住所
  • 使用停止希望日(引っ越し予定日)
  • お客様番号(領収証・検針票に記載)
  • 連絡先

手続きの方法

連絡先連絡方法
現在住んでいる市区役所等の水道課(水道局)電話・インターネット

立ち合いの有無

原則必要(建物によって必須の場合あり)

停止月の料金

立ち合える場合はその場で清算(口座振替も可)

水道の手続きは自治体で細部異なる場合があります。
あらかじめ確認しておくのがオススメです。

水道の使用開始手続き

手続きに必要なもの

特になし(事前手続き不要)

手続きの方法

  1. メーターボックス内の水道栓を回して開栓
  2. 水道が問題なく使用できることを確認
  3. 「水道使用開始申込書(新居備え付け)」に必要事項を記入して投函、もしくはインターネットで手続き

電気と同じく明確な期限はありませんが、うっかり手続きを忘れると突然水が出なくなることも。
ガス・電気・水道は入居当日にまとめて手続きしておけば安心です。

立ち合いの有無

不要

ガス・電気・水道の手続きはまとめて早めにやっておこう

転勤が決まるとバタバタして、うっかり忘れがちなライフライン手続き。

でも引っ越しの日に間に合わないと、無駄な出費が発生したり引っ越した先でカップ麺のお湯が沸かせなかったりと地味に被害が大きいです。

手続き自体はどれも簡単ですから、早めに終わらせてトラブル防止&引越しのタスクを減らしましょう。

事前に検針票などを確認し、お客様番号・契約プラン等をメモしておけばスムーズですよ。

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この記事を書いた人

元国家公務員(勤務7年)
転勤族歴18年、全国引越し14回。
転勤妻でも自分軸で仕事・子育て・生活を楽しみたい!そんな方を応援しています。
一度きりの人生、めいっぱい楽しんでやりましょう!

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